ペットが年をとる前に考えたい、暮らしを守るリフォーム
- yukie wada
- 11月5日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
+Comfort 大阪 北摂・箕面市のリフォーム
スタッフのシエです。
スタッフになってから代表・高橋の自宅にお邪魔することが多くなりました。 ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、高橋宅には愛犬がいます。
打ち合わせ中は寝ていることが多く、すごく静かです(可愛い)
私はハムスターや金魚くらいしか生き物を飼ったことがないのですが、
ペットを飼うのって可愛いだけじゃないんだろうなと思いました。
高橋の家づくりにも「ペットと住む」ということで工夫がたくさんあるので話を聞いてみました。
今回はそんなペットを飼うときにも役立つリフォームのポイントをお伝えします。
抜け毛とニオイ、ペットと暮らして実感する「大変なこと」
ペットとの暮らしは癒しがいっぱいですが、実際には大変なことも多いそうです。
一番苦労しているのは抜け毛の掃除。
抜け毛が少ない種類もありますが、猫や犬を飼ってるお家はどこも抜け毛の掃除に頭を悩ませています。 ペットの毛はどこにでも入り込み、服にもつくので小まめな掃除が欠かせないです。
高橋宅では、軽くて吸引力のあるコードレス掃除機を愛用し、クイックルワイパーやコロコロをすぐ手に取れる場所に置いています。
次にペットを飼う上で悩ましいのがニオイ対策。 特に梅雨から夏の期間はニオイが強くなるため、ペット専用の空気清浄機や、すぐ使える雑巾セットを常備しています。

老犬になると粗相が増えるので、人間の洗濯機とは別に犬用の洗濯機を設けたそうです。
これはマイホーム設計段階で考えていたそうで、洗濯機2つ分のスペースのおかげでお世話が楽になっているとのこと。
床材と壁材を工夫して「快適さ」と「清潔さ」を両立
もしペットのためのリフォームを考えるなら、まず押さえておきたいのが床材選びです。
ペットが高齢になると足腰が弱るため、滑りにくい床というのがポイントになってきます。 今ではペット対応のフローリングもあります。
自分で対策するなら、市販のタイルカーペットはおすすめです。 タイルカーペットは粗相しても、その分一枚だけ洗えるので本当に便利です。
また、ペットの居場所づくりも大切です。
猫ならキャットウォークを、犬なら日当たりのいい場所にくつろぎスペースが必要になってきます。 最近は「猫壁(にゃんぺき)」というマグネット式キャットウォークも人気です。
さらに、消臭・換気対策には珪藻土の壁材やエコカラットが有効です。 空気清浄機や換気扇の配置を考えて、コンセントの位置も計画しておくと良いですね。
「使いやすさ」を意識した設計で暮らしが変わる
素材だけでなく、動線と収納を見直すことで日々の世話もぐんとラクになります。
散歩グッズの収納、足ふき雑巾の置き場、ペットシーツのストック場所などをあらかじめ設計に取り入れておくと、出かける前のバタバタが減ります。
代表・高橋宅のように、ペット用洗濯機を設置するのもお世話を楽にするためのもの。
整理収納の視点からリフォームを考えると、人にもペットにも優しい住まいになりますね。
まとめ:暮らしの中に「ペット目線」を
ペットリフォームのポイントは、「今」だけでなく「将来」を見据えること。
若い時期にはペットが動きやすい床材、高齢になったら滑りにくいマットやカーペットをプラスするなど、段階的に変えていくのがおすすめです。 ペットの様子を観察して、必要なお世話を考える。 人間がリフォームするときと同じように、「ペットの目線」で必要なリフォームを考えると失敗しません。
リフォームの際は、素材・動線・収納の3つを意識して、ペットも家族も快適に暮らせる空間をつくっていきましょう。





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