【施工例】カーペットからフローリングへの大変身
- yukie wada
- 9月28日
- 読了時間: 4分
更新日:9月30日
こんにちは。
+Comfort 大阪 北摂・箕面市のリフォーム
スタッフのシエです。
今回は20年以上前からお付き合いのあるお客様からのご依頼。 カーペットからフローリングへのリフォームをさせていただきました。
カーペット敷きマンションについて
私の実家もマンションなのですが、私が小さい頃はリビングは全てカーペットでした。 昔はこういうマンションが流行っていたのかな?とちょっと調べてみました。
そもそも日本の家は元々和室が主流だったのですが、1960年代後半〜1970年代に欧米スタイルを意識した「洋室」が取り入れられるようになりました。 その影響からカーペット敷のリビングや寝室が人気になったようです。 当時は、真紅のカーペットというのも人気で今より派手が好まれました。
1970年代〜80年代には「洋風高級感」「防音性」をアピールして、分譲マンションや高級賃貸マンションでカーペット敷が標準仕様になったそうです。
カーペットのメリットデメリット
カーペットのメリットとしては以下の通り。
・防音性が高い
・ホコリがあまり舞い上がらない
・足触りが柔らかい、暖かい
・滑りにくい
そしてデメリットとしては次のようになります。
・掃除が大変
・ダニの温床になりやすい
・シミや汚れが取れにくい
・張り替えやメンテナンスコスト
今回のお客様はシミになってカーペットが汚れてしまったのを機にフローリングへの変更を決意されました。

リフォーム開始
まずは養生していきます。
こういう下準備が本当に大事。

カーペットを剥がします。残ったボンドをケレンという作業で こそぎ落として行きます。これが結構職人さん泣かせの作業ですが 今回は、写真のように割とボンドが少なめで作業は進めやすかった。

全部剥がしました!

フローリングを設置していきます。 まず仮置きで、全面的に一旦全部フロアを並べます。 細かい割付、隅や込み入ったカットもこの段階で全部調整します。 この作業が一番難しい技術が必要です。

3日間の工事を経て完成! 途中の写真が少なめで、いきなり完成ですが、 見ていただくとわかるのですが、今回のフロアはシート仕上げタイプではなく、 突板(本当の木のスライス)を貼って、塗装で仕上げている ので、木目が綺麗に出て風合いがあることが分かります。 これも、流行りがあってあまり木目が出ない方が好まれたことも ありますが、今は自然素材的な風合いが比較的好まれることが多いです。


↓既存の収納家具は造り付けのため、動かさず、フロアをカットして 綺麗に収めました。これも手間のかかる作業です。 でも、ベテランの職人さんは28㎡を1日で貼りあげました! なかなかのものです。お疲れ様でした~

最後に家具を元に戻したり、外した建具を吊りこんで調整したり
仕上げの作業があります。これもこれからの暮らしの為にはしっかりと
しておきたい工程の一つ!
今回も半日かけての仕上げ、調整作業がありました。
フローリングのメリットデメリット
対してフローリングのメリットとしては以下の通り。
・掃除がしやすい
・衛生的
・耐久性が高い
・見た目がすっきり
そしてデメリットとしては次のようになります。
・音が響きやすい
・足元が冷たい
・傷や汚れが目立つ
・滑りやすい
お子さまが小さい場合はカーペットの方が安全かもしれません。 しかし掃除の面を考えるとやっぱりフローリングの方が増えています。 最近ではフローリングのデメリットを解消する商品もありますので気になっている方はお気軽にご相談ください♪ 代表高橋より:今回のお客様は駆け出しの頃からお仕事をいただいているお客様で お伺いすると懐かしさがこみあげて来ます。 数年置きにお声がけ頂けるそんなお付き合いがこのリフォーム業界の理想のお客様です! 当時選んだキッチンのタイルとか・・・

INAXの高級キッチンはかれこれ20年近く前のもの このロゴももう見られなくなりましたね

リフォームは引き渡してからのお付き合いがとても大事ですね。 いつでも相談出来る窓口でありたいと思っています。