延長コードだらけにしない!リフォームで後悔しないコンセント計画
- yukie wada
- 8月30日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
+Comfort 大阪 北摂・箕面市のリフォーム
スタッフのシエです。
リフォームするときにコンセントのことまで考えてなかった!
「せっかくリフォームして暮らしやすくなると思ったのに、コンセントが足りなかった…」
「家具で隠れてしまって結局延長コードだらけ」
こんな声、意外と多いんです。

私が中学生のとき、実家で初めてキッチンをリフォームをしました。 そのとき母はコンセントの位置まで深く考えずに、設計士さんの提案のまま工事をしたそうです。 完了した後で気づいたのですが、キッチンのコンセントが明らかに足りない! そして家電の置き場所と微妙に合わなくて距離のある位置にコンセントが設置されていました。 「設計の段階でもう少し考えた方が良かったなあ」と両親は思ったそうです。 そして数十年ぶりにキッチンをリフォームすることになった実家。 トイレやお風呂のリフォームに加えて、娘(私)の家のキッチンもリフォームお願いした +Comfortに設計と工事を依頼することになりました。
前回のキッチンリフォームでの後悔経験も踏まえて、 設計段階から打ち合わせを重ねていました。
家電の位置や動線を考えぬいて完成したキッチン。

施主側の希望もありますが、とにかく「より良いキッチンになるように」と高橋が設計して提案しました。 結果的に「やっぱり高橋さんにお願いして良かった」と大満足のリフォームになりました。
コンセントは毎日の暮らしに欠かせないもの。だからこそ位置や数をしっかり考えておかないと、リフォームして便利になるはずが結果的に不便になってしまいます。今回はリフォーム時に失敗しないための、コンセント位置の計画ポイントをご紹介します。
家具と家電の配置を先に考える
まず大切なのは「家電や家具の場所をイメージしておくこと」です。

冷蔵庫や電子レンジ、テレビ、パソコンなど、置く場所が決まっている家電は意外と多いです。 これらに合わせてコンセントを配置しないと、延長コードつないだり、タコ足配線になって配線まみれ…という状況になってしまいます。
また、せっかく設置したコンセントがタンスやソファで隠れてしまい、ほとんど使えなかったという失敗例もよくあります。図面の段階で置く家具や家電の配置を書き込んでみると、使いやすいコンセントの位置が見えてきます。
生活動線に合わせて便利な位置に
次に大事なのは「生活動線を意識すること」です。
スマホやタブレットが1人1台になってきた生活では、充電問題は必須。 充電のためのコンセントは、ダイニング横やソファ周り、ベッドの横など、普段よく過ごす場所にあるととても便利です。 掃除機やロボット掃除機の充電位置も、動線の邪魔にならないようにあらかじめ考えておきたいところ。
また、廊下や玄関など「普段はあまり使わないけれど、あると助かる場所」にもコンセントを設けておくと便利です。例えば季節家電の扇風機やヒーター、来客時の電源利用など、思わぬ場面で活躍します。
掃除機がコンセント式の場合も、廊下などの要所要所にコンセントがあると助かります。
数と高さを工夫して快適に
そしてコンセントは「数」と「高さ」によって使いやすさが大きく変わります。
リビングは家族全員が集まる場所なので、多めに設置しておくのがおすすめです。
壁ごとに1つはあると安心。デスク周りは腰から机の高さに設けると、差し込みやすくコードも整理しやすくなります。
キッチンでは、カウンター上にコンセントがあるとハンドミキサーやブレンダーなどの調理家電を使うときにとても便利です。足元や隅にしかないと、延長コードが邪魔になってしまうこともあります。高さや位置を工夫することで、日常の使い勝手がぐっと変わりますよ。
専用コンセントも忘れずに
見落としがちなのが「専用コンセント」の存在です。エアコン、IH、オーブン、食洗機など、 大きな電力を必要とする家電は専用回路が必須です。 これを忘れると後から大掛かりな工事になってしまいます。
また、庭やベランダ、ガレージなどの屋外にもコンセントがあると、掃除やガーデニング、 季節のイルミネーションに大活躍。 さらに、今後EV(電気自動車)の普及を見据えて屋外用のコンセントを 備えておくのも一案です。
まとめ
コンセントの位置や数は、暮らしの快適さを大きく左右します。
リフォーム時は「家具と家電の配置」「生活動線」「数と高さ」「専用コンセント」の4つを意識して計画してみてください。
図面の段階で家具や家電を置いてみるシミュレーションをして、担当者とよく相談すれば、延長コードに頼らない快適な住まいづくりができますよ。





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