50代からのキッチンリフォーム、何を基準に選ぶ?〜北摂で30年キッチンに立つ働く女性目線でプロが寄り添います!
- Mamiko Takahashi
- 7月25日
- 読了時間: 7分
更新日:7月26日
最近、キッチンがなんとなく使いにくい…と感じていませんか?
どこをどう改善したらいいのかわからないと思う時は、感じたことをまず 書き出してみるのがおススメです。
調理スペースが狭くて料理がしにくい
動線が悪くて無駄にウロウロしてしまう
モノがあふれて片づかない
そろそろキッチンの寿命かな?と思うけど、どこに相談すればいいかわからない
そんな“モヤモヤ”を感じている50代・60代の方へ、 30年以上キッチンに向き合ってきたアドバイザーとして、「納得のいくキッチンリフォームをするための視点」をお届けします。
北摂で30年。キッチンを見つめ続けてきた私のこと
思い起こせば30数年前、インテリアコーディネーターや建築士の勉強を していたころ、まだ時代はバブルの名残りがありました。 勉強しながらPanasonicさんの(当時は松下電工)ショールームで アルバイトをしていました。 キッチンや浴室、収納などの展示を見ながら勉強も出来て、最高の環境でした。 当時の(今もかな?)松下電工のショールームアドバイザーは、とても優秀な方が多く、 手書きでパースをサラサラと描いておられてびっくりさせられました。 その頃からキッチンに触れ続け、様々な学びを積んできたということを 私はもっと大切なスキルとして考え、活かさなければ勿体ないとあらためて 思うようになりました。 それにはいくつかの理由があります。 それをここでまとめてみます。
学びから現場へ出た30代、40代で得たこと 教科書通りには行かない現実
当時のINAXとご縁があり、リフォームアドバイザーをしてデビュー
資格もとれて、さあこれから・・・!という事にはなりましたが 現場では学びはほとんど活かすことができなかったというのが現実でした リフォームを仕事にするためには、知識と現場を結びつけることが必要で それはとても難しいことでした。 でも、それは、リフォームを進めていく基本、
何より大切なことだと現場経験は私に教えてくれました。 これは本当に地味な日々の積み重ねでした。 少し、自信が持てる頃には10年ほどの時間がかかったと思います。
また、お客様には色々な方がいてご予算も色々、好みも色々
その中でどんな提案が出来るのか?これも本当に大きな課題でした。
お客様の要望、予算、現場でのあれこれ 全てを満たそうと頑張るとあまりにも多くの課題がのしかかってきます。 生真面目にすべてを抱え込むと本当に苦しくなってしまうのが このリフォームという業界の仕事です・ 新築とは違って、パターン化することもできない、 従って、マニュアル化することも難しい。 しかも、お客様の住んでいる住まいが現場で、着工後の現場での判断も 避けては通れないことです。 現場には生活があり、お客様のモノがあふれている。 ここで工事をするって・・・という気持ちになったこともありました。 この頃の私は、自社の製品を提案するのが精一杯でした。 インテリア提案などもなかなか出来ず、至らない自分を情けなく思うことも多かった のですが、この時代に身に着けた商品知識や現場の知識と経験は 今となっては本当に宝物だと思っています。
整理収納を学んで気づいた多くのこと
整理収納は片付け、モノを処分することなどと思われがちですが、 整理するのはモノばかりではありません。 例えば、リフォームという仕事を整理すると実に色々な要素に分けられます。 その中でも、大きく分けるならこの4つ! 1.メンテナンス:(現状回復、古くなったものを新しいものに交換する、修理する) 2.機能性の追加:(便利になる、快適になる、安全になる)
例えば、キッチンに食洗器をプラスする、
暑さ、寒さを軽減する、バリアフリーなど
3.暮らしの仕組みを整える:(家事動線、収納)
4.癒し、好みを取り入れる:(インテリア、照明、家具、雑貨)
いわゆるインテリアコーディネートに分類される部分
はっきりとした線引きは難しいですが、これを意識して考えてみると かなり頭の整理にもなります。 お客様の要望はどこまで、どのような内容なのか?を整理してみるのに 私はこの分類を意識して考えるようにしています。 例えば、キッチンの提案一つにしても単に交換をするという提案でも 問題はないと言えばないのですが、リフォームしたキッチンで何をしたい、作りたい、 だからこんな設備が必要だとか、このくらい収納が必要なのかとかを 考えたほうがより、満足度は高くなります。 隣接したリビングや、家具、雑貨とのテイストまで加味すると このメーカーのこんなキッチンが適しているのではないか?が導き出せます。
高級キッチンじゃなくても“満足”は作れる
予算のことを考えると最高級レベルは厳しいけれど、スタンダードでも 使い方や収納を少し工夫するだけで、最高級レベルのキッチンでも得られない 満足を得られることも可能ではないかと思っています。 高級なキッチンで実現できるのは、本体の作りがしっかりしている、 使用している部材、レールの性能が高い、組み合わせが自由、オーダーが出来る つまり、車で言えばBMWやポルシェなどが欲しいという気持ちに似ているかもしれません。 でも、国産でも軽自動車でもしっかり走る、安全性が高い、小回りが利く 経費が掛からないなど良いことは沢山ありませんか? 自分の暮らしにちょうどいいキッチンこそが、ベストな選択です。 果たして、自分に我が家にあっているのはどっちなのか? 長い目でみてトータールコストで考えて判断していくことが 住まいの計画には大切です。 キッチンリフォームは「暮らし全体の見直し」のチャンスとなります。
キッチンは、ただ料理する場所ではありません。
家事動線を整えれば、毎日のストレスが減ります
収納を見直せば、空間がすっきりします
インテリアを整えれば、気持ちが上がります
私は、キッチン単体ではなく「暮らし全体とのバランス」を整えるリフォーム
を心がけて提案する様にしています。
これらのことは、整理収納という学びを通して少しづつ言語化できるようになりました。
これもキッチンをリフォームする場合には、とても大切な知識として活かせる事です。
家事動線、収納、インテリア、カラーを取り入れて バランスの良いリフォームが完成します。
キッチンの商品知識は常にバージョンアップを心掛け、
数あるメーカーの特徴やメリットを常に吸収することはアドバイザーをしての
努めとして頑張っています。
家事動線、収納計画には整理収納の知識が活かせます。
そして、インテリアコーディネーターとしての提案をさらに深めたくて
今年は、この部分の強化をしています。
内装材の提案だけでなく、家具、照明、雑貨にいたるまでのトータールの
提案をとにかくお客様に差し上げる機会を増やそうとしています。
キッチンは、浴室や洗面、トイレなどとは違って生活スペースの中心にあって
そのご家庭により様々な役割を果たしています。
キッチンリフォームから始まる様々な暮らしの変化を楽しみたいという
お客様のお手伝いが出来るようにこれからも益々頑張っていきたいと思っています。
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