Threadsに見る、50代・60代おひとり様の「住まいの迷い」について思うこと
- 7 時間前
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最近Threadsを見ていると、
50代、60代のおひとり様の「住まい」に関する投稿がとても気になります。
「このまま賃貸で暮らしていて大丈夫だろうか」
「今からでも家を買ったほうがいい?」
「持ち家はあるけれど、古くなってきた。リフォームにお金をかけるべき?」
「便利な街中に引っ越したほうがいい?」
「実家をどうしたらいい?」
読んでいると、本当に人それぞれです。
離婚して一人になった人。
子どもがいる人、いない人。
親がまだ元気な人もいれば、介護の真っ最中という人もいる。
仕事を続けている人もいれば、
定年が見えてきて収入が減ることを心配している人もいます。
50代、60代になると、それまで「家族単位」で考えていた住まいを、
今度は「自分自身のこれから」という視点で考えなおさねばなりません。
持ち家だから安心、賃貸だから不安、とは言い切れない
実際、65歳以上のおひとり様を見ると、
約3分の2が持ち家、約3分の1が借家で暮らしています。
持ち家には、家賃を払い続けなくてよい安心感があります。
でも家は古くなります。
屋根、外壁、給湯器、水回り、断熱、段差……。
長く住めば必ずどこかにお金が必要になります。
反対に賃貸なら、大きな修繕費を自分で負担する必要はありません。
住み替える自由もあります。
けれど、当然ながら家賃は住み続ける限り必要ですし、 高齢になってからの住み替えには、 保証や見守りなど若い頃には考えなかった問題も出てきます。
だから私は、
「持ち家と賃貸、どちらがお得ですか?」
という質問には、簡単には答えられないと思っています。
結局、避けて通れないのは「お金」のこと
少し夢のない話に聞こえるかもしれませんが、
住まいについて考えるとき、私はやはり最初に「お金」を
考える必要があると思っています。
無い袖は振れません。
これは持ち家でも賃貸でも同じです。
ただし私は、
「お金がないから何もできない」
という意味では考えていません。
使えるお金の範囲で、自分ができることを探す。
ここが大切なのではないでしょうか。
例えば古い家だからといって、 全部を新築のようにリフォームする必要はありません。
危険なところは直す。
寒さや暑さを改善する。
毎日使う場所には少しお金をかける。
まだ使えるものは使う。
自分でできるところはDIYする。
家具の配置を変える。
物を減らして暮らしやすくする。
そうやって限られた予算を、 自分にとって大切なものから振り分けていく。
これは私が長くリフォームの仕事をしてきて、
とても大切だと思うようになったことです。
私自身も「これから」を考える一人です
私も60代になりました。
おひとり様としてシビアな老後を考えてしまうことも多いです。
数年前には乳癌になり、リンパ節への転移もありました。
かなり苦しい時期もありましたが、今はだいたい元気です。
仕事についても、まだまだやる気を失っていません。
親も見送り、今は一人。
自由気ままに暮らしている反面、もちろん孤独を感じることもあります。
それでも、今の暮らしを結構楽しんでいる方だと思っています。
病気を経験したからでしょうか。
私は以前よりも、
「老後のために今を我慢しすぎるのも違うのではないか」
と思うようになりました。
もちろん備えは必要です。
でも、70歳、80歳になった自分のために、 今の60代を全部我慢してしまうのも何だか違います。
そもそも私たちがこれから20年、30年生きていく間に、
世の中がどう変わるのかなんて誰にも分かりません。
物価も変わるでしょう。
住宅事情も変わるでしょう。
介護や医療の仕組みだって変わるかもしれません。
お金の価値さえ、今と同じとは限りません。
未来を完璧に予測して住まいを決めることなど、できないのだと思います。

では、何を基準に考えればいいのだろう
Threadsを眺めながら私なりに考えてみると、
50代、60代からの住まいには、いくつかの大切な軸があるように思います。
① お金
今いくら使えるのか。
これから毎月いくらなら住まいに使えるのか。
修繕費や家賃だけでなく、医療、介護、趣味、旅行などに使いたいお金も残して考える。
② 健康
今の家で、身体が少し衰えても暮らせるか。
寒さ、暑さ、段差、階段、浴室、トイレなどに危険はないか。
③ 安全
災害、防犯、家の老朽化。
一人だからこそ「何かあったとき」を少しだけ考えておく。
④ 人とのつながり
近所に話せる人がいる。
友達がいる。
行きつけのお店がある。
地域とのつながりがある。
家族だけではなく、こうした小さなコミュニティーも
年齢を重ねるほど大切になるのではないでしょうか。
そして最後に、
⑤ 今の自分がご機嫌に暮らせること。
私はこれが意外と大切だと思っています。
一人生活の楽しみ方を模索し、実行してみる。
合わないと思えば、また次のチャレンジをしてみる。
一人だからこそ、自由に誰にも迷惑を掛けず
好きな時に好きな事が出来る!
これこそがおひとり様のメリットです。
文句を言われず、自分のペースで生きれるということですね
「正解の家」を探さなくてもいい
持ち家が正解。
賃貸が正解。
都会が正解。
田舎が正解。
小さなマンションが正解。
そんな答えは、たぶんありません。
大切なのは、
「私は何を大事にして、これから暮らしたいのだろう?」
と一度考えてみることではないでしょうか。
お金がたくさんなくても、自分らしく暮らしている人はいます。
逆に立派な家や十分な資産があっても、不安がなくなるとは限りません。
50代、60代になると、これまでの人生で持っていたものを増やすというより、
自分に本当に必要なものを選び直していく時期になります。
住まいも、その一つです。
未来への備えはする。
でも未来を心配するあまり、今を楽しむことを忘れない。
健康を守る。
安全に暮らせるようにする。
そして、人とのつながりを少しずつ持っておく。
そのうえで、自分のお財布と相談しながら、自分らしい住まいをつくっていく。
Threadsに流れてくるたくさんの「住まいの迷い」を見ながら、 最近の私はそんなことを考えています。
私自身もまだ、その途中にいる一人です。 「あなたは70代、80代になったとき、どんな家で、どんなふうに暮らしていたいですか?」 では、今日はこの辺で・・・ +Comfortではでは、お客様のこれからの暮らし方に合わせたリフォームのご提案を行っています。お気軽にご相談ください。
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