「まだ元気だから」はちょっと待って、50代から考えたい住まいの安全対策
50代、60代のお客様とリフォームのお話をしていると、
こんな言葉をよく聞きます。
「まだ元気だから、手すりはいらないかな」
「段差は今のところ気にならないし」
「バリアフリーは、もう少し歳をとってから考えます」
「あまり早くから考えると老け込みそう」
その気持ち、よくわかります。
せっかくリフォームするなら、
手すりや段差解消よりも、素敵なキッチンにしたい。
壁紙をきれいにしたい。おしゃれな照明やインテリアも楽しみたい。
限られた予算なら、目に見えてきれいになるところにお金を使いたいと思いますよね。
でも、長くリフォームの仕事をしてきた私は、
50代以降のリフォームではあえてお伝えするようにしています。
「元気な今だからこそ、安全対策を考えておきませんか?」

55歳でリフォームしたら、10年後は65歳
例えば55歳で、これから先も住み続ける家をリフォームするとします。
「手すりはまだ必要ない」「このくらいの段差なら大丈夫」 「寒いお風呂も今まで平気だったし」
そう思って安全対策を後回しにしたとしましょう。
では、次に住まいを見直すのはいつでしょう?
5年後でしょうか。10年後でしょうか。
10年後なら65歳です。
その時に改めて、
「そろそろ手すりを付けよう」「段差をなくそう」 「お風呂や脱衣室の寒さを何とかしよう」
と工事をするでしょうか。 リフォームしてまだ10年、記憶にはまだ新しく、いろいろと大変だったな などと生生しく残っているのではないでしょうか? 面倒だな、「まだ大丈夫」と、先延ばし・・・
そうしているうちに70歳。
50代の10年と、その次の5年は、思っている以上にあっという間です。

安全対策は、
「必要になってから」ではなく「必要になる前」に
「転ばぬ先の杖」とは、本当によく言ったものだと思います。
住まいの安全対策も同じです。
何かが起きてから手すりを付けるのではなく、 何も起きていない元気な時に、これから先の暮らしを想像して準備しておく。
私はそこに大きな意味があると思っています。
例えば、
階段や浴室、トイレなど必要な場所に手すりを考えておく
小さな段差をできるだけ減らしておく
開き戸が負担になりそうな場所は引き戸を検討する
浴室や脱衣室、トイレなどの温度差を小さくする
夜間に歩く場所の照明を考える
滑りにくい床材を選ぶ
こうしたことは、決して「介護のためだけのリフォーム」ではありません。
今の暮らしを安全で快適にすることが、
そのまま10年後、20年後の暮らしやすさにつながっていきます。
特に一人暮らしの方は、
誰かに頼ることは考えにくいわけですから、しっかり対策しておきたいものです。
50代のリフォームは「今」だけを見ない
もちろん、リフォームですから、 きれいにすることも楽しむことも大切です。 私も40代くらいまでは、老後なんて全くぴんと来なかったし お客様にそんな提案をすることもなく、素敵な設備や間取りの提案 ばかりをしていました。 でも、自身も年を取り、親を見送り、大病も経験するうちに ずっしりとプロとして先を見据えた提案がいかに大切かを感じるようになりました。
私も、インテリアが大好きですから、
せっかくリフォームするなら素敵な空間にしたいと思います。
でも50代以降のリフォームでは、そこにもう一つ、
「10年先の自分ならどうだろう?」
という視点を持っておくことで未来が変わる可能性が高いと思うのです。
今は軽々上がれる階段。今は気にならない小さな段差。
今は寒くても我慢できる浴室。10年後も同じとは限りません。
かといって、将来を心配するあまり、
家中を介護仕様にする必要もないと思っています。
大切なのは、要所、要所です。 今の暮らしを楽しみながら、 将来困りそうなところだけは先回りして整えておくこと。
私はそれくらいの考え方がちょうどいいと思っています。
本当に身体の状態が変わった時には、
また別のリフォームがあります
そして将来、本当に身体の状態が変わった時には、
その時の身体に合わせた住まいの改修を考えればいいのです。
その段階では、ケアマネジャーや理学療法士など専門職の意見を聞きながら、
必要な位置に手すりを付けたり、動作に合わせた改修をしたりすることが大切になります。
条件を満たせば介護保険の住宅改修制度を利用できる場合がありますし、
自治体によって独自の助成制度が用意されていることもあります。
その時には、ご家族や専門家の力も借りながら、
その人の身体の状態に合わせて考えればいい。
だからこそ、50代、60代の元気な時にするリフォームと、
介護が必要になってからするリフォームは、少し分けて考えていいと思うのです。
「まだ元気だから」は、やらない理由ではありません
50代でリフォームする時、
「まだ元気だから安全対策は後でいい」ではなく、
「元気な今だからこそ、出来ることはしておこう」
そんなふうに考えてみてほしいと思います。
壁紙や設備は、古くなればまた交換できます。
でも、転倒などの事故は「起きてから」では取り返せないことがあります。
50代からのリフォームは、家をきれいにするだけではなく、
これからの自分が、できるだけ長く安心して、楽しく、自分らしく暮らすための準備。
+Comfortでは、そんな視点も大切にしながらリフォームをご提案しています。
今だけではなく、10年先にも「この時やっておいて良かった」と思える住まい。
50代からのリフォームでは、ぜひそんな計画を立てていただきたいと思います。 *****************
+Comfortでは、現在の暮らしだけでなく、これからの暮らし方も一緒に考えながら、リフォームをご提案しています。
家事動線や収納、間取りについて「こんなこと相談してもいいのかな?」と思うような小さなお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。
直接お電話でも大丈夫です。090-1221-5014(高橋直通)
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その際は折り返しをさせていただきます。
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対応がスムーズに出来ると思います。



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